「本当の翻訳の話をしよう(村上春樹/柴田元幸 著)」を読んだ。

「本当の翻訳の話をしよう(村上春樹/柴田元幸 著)」を読み終えた。読み終えた中で感じたのは英語で言う「I」を

「私」と訳すか / 「俺」と訳すか /「僕」と訳すか

と言う観点が面白いと感じた(例えば、「俺」と「私」の中間を表す言葉が欲しい、とのこと)。

なるほど、確かにフィリップ・マーロウの一人称ってどれが一番いいんだろう、と言うのは少しわかるような気がする。この本を読んでて良かったのは、

ジャックロンドン / ヘミングウェイの短編

についても言及があり、ジャックロンドンは全く読んだことがないので今後読んでみたい本として良さそうだと感じたこと。さらに、

「一部の英作家は文章が難解なので、それをいかにして伝わるようにできるかが翻訳において重要になる」

と言う点は、

「そっか、原著よりも翻訳を読んだ方がより物語が楽しめそうだな」

とこれまでは

「基本、原著の方がいいのではないか」

と思っていた分、新鮮に感じた。意訳は明らかに意味を取り違えていない限り、娯楽としては十分に意味があるわけだし。

と言うことで、今日はブックオフで偉大なるギャッツビーを買ったのでこれから読むのが楽しみである。